やまぼうしのこだわり

1.「考える力」を身につける

学校の勉強ができることと、仕事や人生に役立つ思考力がつくことは、残念ながらイコールではありません。 両方優れている場合もあれば、どちらかだけに秀でていることもあります。

やまぼうしでは「考える力」をつけることを重視します。コンピューターがこれだけ普及して、人件費の安い海外へ企業はどんどん出ていく時代です。 人間でなければできない「考えること」「発想すること」が、今まで以上に大切になってきています。

「考える力」をつけた上で、学校の勉強や受験で困らないような学習力も育てていく。 受験にしか通用しない知識の断片集めではなく、心と知性が育つ学習を大切にします。

2.子どもの個性を尊重

子どもは、それぞれ独自のペースや好みをもっています。本来、そのうちのどれが良い悪いといったことはありません。それでも、効率化された社会で暮らす我々大人は、どうしても「速い、目立つ」といった一定の型に当てはまるものを良しとしてしまう傾向にあります。

その型にあてはめようとした働きかけで、子どもは伸びるのでしょうか?

大抵は逆効果で、思った型にならないばかりか、その子が本来もっている良さを消してしまうことも多いものです。 のんびりさんが焦らされたために考えなくなるのは、その典型例です。そんな残念なことはありません。

子どもの個性を尊重して、その子独自の伸びをサポートしていきます。

3.「教える」よりも「引き出す」

どんぐりの算数問題では「解き方を教えて覚えたかどうか試す」ことはしません。子どもがその時持っている力だけでどれだけのことができるか?毎回チャレンジしてもらいます。正解かどうかに関わらず、試行錯誤する過程で思考力がついていきます。

もちろんお手上げ状態の子はサポートしますが、その方法は子どもによって異なります。言葉を体感できるよう実物を使って遊ぶ場合、簡単な絵を描いて見せる場合、ヒントを出す場合、何も言わずにその問題は終える場合(間をあけて再度チャレンジします)などなど。ある子どもにとって最適な方法が、別の子にはマイナスの影響ということも往々にしてあるのです。

中学生の学習でも、解き方を一方的に説明することは極力控え、問答方式で本人が自分で気づくことを目指します。自分で考えられた部分が多ければ多いほど学習はおもしろいものです。その経験が次も考えてみようという意欲をうみだします。 簡単に教わったことは簡単に忘れますし、「考えないで覚える」という学習習慣は長い目で見た時に大きなマイナスです。

4.失敗を重視

子どもの頃の失敗は「してもよい」というレベルではなく、どんどんする必要があるものです。 何十回と言葉で説明されるより、一度、自分で失敗するほうが子どもは深く学べます。失敗するから考えるのです。

学ぶ、向上する、という点から見たときも、失敗を避けることはものすごくもったいないことです。 誰だって初めてのことは失敗します。失敗を避けることは挑戦を避けることにつながります。

失敗、間違いというとイメージが悪いかもしれませんが、試行錯誤と考えてください。学習の途中においては、「正解が出る」=「成功」、それ以外はダメ、ということではないのです。 正解までたどりつけなかった場合でも、考えた過程が次につながっていきます。

5.簡単にわからないことも楽しむ

世の中にたった一つの正解があることがどれほどあるのでしょう?生活や仕事の中で出会う問題は、どちらが正しいとはっきり決められないようなことがほとんどです。

今まで以上に社会問題は深刻化しています。情報にアクセスしやすくなった一方、どの情報が正しいのか判断に迷うことも多々あります。いろんな要素を考えあわせて、この場合はこちらを選ぶ、といったことを日々やっていかなければなりません。

そんな世界で生きていくのに、授業で教えてもらっていないことは考えたくない、という態度を身につけてしまって大丈夫でしょうか? 知らないことに出会うとわくわくする。考えること自体を楽しむ。そういう姿勢を大切に育てます。

お手軽な楽しさがたくさんある世の中です。考える楽しさに出会うまでには、少し時間がかかることもあります。でも、時間をかける価値のある一生ものの財産です。 考えること、学ぶこと、の楽しさに気づいて、楽しく一生学び続けて欲しいと思います。