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文章題がわからない、という現象にどう対処するのか?

どんぐり倶楽部とは関係のない塾講師経験者の話に、どんぐり理論と共通する話題が出ていたので紹介します。

「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話

テストだけでなく、人生全般において、読解力は非常に大切です。

が、その読解力がついていない、ということがよくあります。

この方は「問題は解かなくていいから、とにかく問題文に書いてあることを絵に描いてみて」ということをされています。

どんぐりと同じですね。

文章の意味がとれない、という問題の原因はいろいろあって難しいところですが

対策としては

その文章を絵にする練習

が有効です。

お試しください。

注)上記記事では読書が一番といった記述がありますが、ここは注意が必要なところです。
本をたくさん読んでいても読解が得意とは限りません。
楽しく読む経験は大切ですが、読書さえすれば読解は得意になる、という考え方も危険だったりします。


保護者が環境設定に賛同できない パターン2

保護者が環境設定に賛同できない パターン1の続きです。

「どんぐり理論は間違っている」という場合。

どんぐり理論のすべてが間違っていると考えるなら、どんぐりには関わらないはずなので、何かしら良い点を見つけていることと思います。

おそらく、

信じられない部分はあるにしても、どんぐりの言うように

「自分で考えるようになってほしい」のではないでしょうか。

どんぐりは「自分で考えるようになる」ためには良い問題と感じているのではないでしょうか。

であれば

・解き方を教えない

・叱らない

の2点を確実に守ったうえで、取組まれるとよいと思います。

続きます


保護者が環境設定に賛同できない パターン1

どんぐり倶楽部の環境設定とは?
どんぐり倶楽部の環境設定ってどうなの?
のつづきです。

どんぐり式学習ではなくパターン暗記&反復学習を選ぶのは
保護者が環境設定に賛同できないから、という場合
ざっくりわけると2つの理由があるように感じます。

1)無理
理想かもしれないけど、うちは無理だわ、という場合。どんぐりは厳しい、ともいう。
どんぐり倶楽部がいう賢さは求めないということも多い。

2)間違っている
学習や習い事を制限するのは子どものためにならないと考える。どんぐりは甘い、という。

同じものなのに、正反対の批判があるのが興味深いところです。

さて、賛同できないからやらない、と決めている方は、このブログを読まないと思うので
賛同できないとは思いつつ、どんぐり式学習が気になるという方に、この記事は書いています。

まずは、1)無理 のほうから。
「どんぐりの環境設定なんてやってらんないし、
うちは算数の基本問題だけできればいいから暗記と反復で」
となってしまうのは残念です。

環境設定が万全でなくても
絵図を描いてゆっくり考える方法をとる方がいいと思うのです。
どんぐり式ではなく、絵図方式、と考えてもらってもいいです。

環境設定なくしてはどんぐり式ではなく
どんぐり倶楽部のいう最高の状態にはならないとしても、
(最高の状態もモヤモヤワードなんですが、またの機会に)
大それたことは目指していません、普通でいいですという家庭でも
同じような問題が並んだプリントを繰り返す練習じゃなくて
実感して絵図を描いてわかる練習のほうがよくないでしょうか。

環境は一切変えずに、問題を与えておけば、
今まで勉強を嫌がっていた子どもが楽しく考え出す
というのはそれこそ無理ですが、
絵にするってどういうことか
お手本を見せて、一緒に描いて、一人で描けるように
という風に、少しずつ力をつけていくことは
ひたすら計算練習をするよりも、意味のあることだと思います。
基本問題だって、そのほうが忘れずにできる力がつきます。

どんぐり問題は難しすぎるし、あんなのできなくていいじゃないというなら
教科書の問題を絵図で描いてわかる、というところからでもいいと思います。
どんぐり問題のようなおもしろさはなくても、わかるからおもしろい、
という体験ならできるはずです。
公立小学校の算数で苦労している子こそ、基本パターンの反復ではなくて、
絵図を自分で描いて納得する、考える学習をしてほしいと思います。

つづきます。


漢字を楽に覚える方法

一口に勉強といっても、「覚えること」 と 「考えること」 では、当然、取り組み方が違います。

算数・数学の応用問題は、覚えたことをベースに「考える」ことができないと、学年が進むほどに辛くなっていきます。

一方、覚えるしかないこともあって、代表的なものに漢字がありますね。

覚える段階で、部首に目をつける、とか、成り立ちを考える、といった工夫はできますが、いざ書こう!読もう!とした時に忘れてしまっているものを、考えてどうこうできるものではありませんね。

こういうものは、なるべく無駄な時間をかけずに覚えてしまいたいものです。

そこで、どんぐり倶楽部がおすすめしているのがイメージフィックス法です。

1. 大きく印刷して細部を認識しやすくした漢字1字を用意します。

2. よ~く見た後に、目を閉じて頭の中に漢字を再現します。

3. 1回見ただけでは、普通はあやふやな部分が残るものなので、どこが不安か分かったら、目を開いて、その不安な部分を確認します。

4. 2~3を繰り返し、頭の中で細部まで再現できたら、大きく一度だけ書いてみます。

終わり

という簡単な方法ですが、何度も書いて覚えるのに比べて、断然短い時間で書けるようになります。

頭の中でのイメージ再現が難なくできるようになるのは、通常3年生くらいからといわれていますので、それくらいからぼちぼちやるとよいようです。

ただし、これもやり過ぎると、詰め込み学習になってしまうので、必要最小限のご利用でお願いします。

イメージフィックス詳細は↓の動画でどうぞ。

NO.1-どんぐり式漢字学習.mp4

と、ここまでがどんぐり倶楽部の漢字学習法です。

以下は私自身の経験からのお話です。

自分自身は大半の漢字は読書で知らないまに身についていたのですが、それでもやっぱり学年が進むと、「読めるけど書けないなぁ」という漢字もありました。

そういう時にやっていた書取方法は、

1. 覚えたい字をじっと見る。

2.. 見ずに書いてみる。

3. 途中で止まってしまったり、書いたけど細部が違った場合、1~2を繰り返す。

4.書けたらもうそれ以上書かない。

というものです。

この場合、手本は教科書に掲載されている字のままだったりするので、大きく印刷されているわけではありません。

また、手本が上にあるか横にあるかもあんまり関係ありません(手本が上にあると書き写しにくいと言われています)。

それでも細部を意識して見ることで、わりと簡単に覚えられたものです。

イメージフィックスのほうが、書く回数がより少なくてすむので、無駄な時間は少ないですね。

私のやっていた方法も「漢字何回書いても覚えられない~」という子も書けるようになることが多かったです。

書いても覚えられない、という場合、書き写しているだけで、記憶にとどめる意識が抜け落ちていることが多いのです。

覚えてしまえば何回も書かなくていい、ということも、やる気になるポイントです。