学習習慣よりも学習意欲

下記ふたつのブログ記事を読んでいて、「そういえば…」と思うところがあったので記事にしますね。

教育の問題?~就職難なのか人材不足なのか?~e-子育て.comのスタッフブログ

教育虐待 ~Gフォレスト新松戸校ブログ

小学生低学年から机に向かう習慣をつけるのが大切。

よく言われることですが、本当でしょうか?

一定の真実を含んでいるけれど、それだけ見てると痛い目にあう

というのが私の考えです。

確かに、まったく家で勉強などしたことのない子が、学年が進んで家庭学習をしないと困る状況に陥った時に、家で勉強をする、という部分から苦労するだろう、というのは想像できます。

では、小さいうちから、嫌々でもなんでも、机にむかってプリントをとく時間を設ければよいのでしょうか?

これも違うと思うのです。

だって、嫌々ですよ。

いくら習慣づいたところで、機会があればやめたいと思うのが人情ではないでしょうか。

だから、大学はいったら勉強しない、社会人になったら勉強しない、という人がどんどん増えてしまうのです。

しかも、嫌々やってることって、ものすごく身につきにくい、という点からしてもよくありませんよね。

「勉強嫌い~」と言う子どもたちが、ポケモンのキャラクターについては、誰に頼まれたわけでもないのに、あれほど熱く詳しく語れる理由は、「好きだから」ですよね。

好き、とか、やりたい、という意欲を潰さず育てることのほうが、ずっと大切だと思うのです。

学校の勉強をスタートした段階で「嫌だなぁ~」という気持があるのは、現在の学校教育上、ある意味仕方がないかもしれません。

でも、周りの大人は、ただひたすら「テスト(受験)のために」「嫌でもやれ」と強要するのではなく、「やってみたらおもしろかった」とか、「勉強って役にたつんだ」という気持を育てることに力を注いだほうが有益だと思うのです。

小さいうちは「楽しい」をメインにするほうが、妙な特権意識を持ったり、頭でっかちになることを防げるかもしれません。

子どもが机に向かっていたら安心、ではなく、むしろ、楽しく学べる環境整備ができていたら(あんまり机に向かってなくても)安心。

先の例で、大きくなってから突然机に向かうのは大変だろうと書きましたが、それでも本人に心からの意欲、○○になりたいなどの動機があれば、できるようになるでしょう。

逆に、机に向かう習慣だけがあったところで、全くやる気を失ってしまった子どもに学習させることは不可能です。

大抵の子どもはその中間にいるのでなんとなく見過ごされてしまうのですが、できるだけ意欲主体の学習に近づくよう、心がけたいものですね。


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