分からないとわくわくする?泣きたくなる?

やまぼうしは、考える力をつける、ことを重視しています。

教室のWEBサイトにもそう書いてあるし、それはそれで本当なのですが、もう少し根本的な話をすると

「分からないことに出会った時わくわくする」ようになってほしいと考えています。

そのためには「考える力をつけること」がとても大切です。

考えずに目の前の問題に対処しようとすれば、覚える、調べる、教えてもらうなど、とにかく、自分の外に働きかけるしかありません。

そうすると、それなりの確率で「分からないこと」=「プライドを傷つけられること」になってしまいます。

こうなると、わくわくどころの話ではありません。

現代っ子は、極度に失敗を恐れているようにみえます。

問題を選ぶ時も、分かるもの、簡単なものしかいやだ、という子がとても多いです。

これは、そういう子たちが特別に神経質だとか、そういう性格だから、ということではなく、学校全体、社会全体の風潮として、失敗を許さない空気のようなものが蔓延している現れだと感じています。

もともと真面目な子や一所懸命な子は特に、この失敗恐怖症に陥りやすいですね。

そして、大抵の幼い子どもは真面目だし一所懸命なので、相乗効果でみなが失敗を恐れる雰囲気になってしまいます。

誰でもすぐにわかる簡単な問題だけを解かせて自信をつけさせよう!

というのは一見いいことのようですが、そればかり続けていると結構ひどいことになります。

子どもたちを見ていると

問題というのはわからなければいけない、正解が出せないといけない

ということを学習してしまってるなぁ、とよく感じます。

誰でも即わかる問題というのは、考えなくてよい問題ということです。

そういう問題しかやりたがらない状態のまま学年が進むと、早くて小学校高学年、遅くとも高校生位からは、それでは通用しなくて困る事態に陥ります。

基本問題をやるな、ということではありませんが

ちょっと難しそうな問題に、自分の持っている力でぶつかっていろいろ試してみる、という経験が、子どもたちにはもっと必要です。

それまでにやった事がないと、拒否反応が出やすいですけれど、実は学習の中で一番おもしろい部分でもあります。

手ごわい問題を苦労の末に解けた時というのは、覚えていることをただアウトプットするより、格段に充実感や達成感は大きいものです。

こういう姿勢が身につけば、すぐに分からない問題というのは、おっやってみるか?というわくわくの対象になります。

分からない問題に出会うと泣きたくなる子が多いのは、切ないなぁと思います。

勉強はすればするほど、分からないことに出くわします。

大人になっても、その連続です。

分からないことに出会う度に、おっおもしろそうだ、と、思うのと、難しい、泣きたいと思うのでは、雲泥の差ですよね。

長い人生、苦しみながら勉強し続けるのではなく、わくわく感と共に成長していってほしいと思います。

その点、どんぐり問題というのは、子どもに無理のない方法で、楽しく試行錯誤できる優れた教材です。

ただ、楽しく試行錯誤、に至るまでには、ちょっとした壁を乗り越える必要がある場合が多いです。

それでも、多少苦労しても乗り越える価値のある壁だと思っています。


分からないとわくわくする?泣きたくなる?」への2件のフィードバック

  1. 2. 意外☆
    負けず嫌いはよく分かりますが(笑)、イライラは意外でした(ノ゚ο゚)ノ

    私も時間制限があるとイライラします。お気楽な身分でいろんな制限がないと、大抵のわからないことはわくわくの対象です。幼児がそうですね…

    大人は仕事がからんだりして、それではすまない事も多いかもしれないし、楽しいだけじゃないからこそ乗り越えられる課題も大きくなったりしますよね。

    ただその前の段階、子どもが小さいうちは、なるべく過剰で不要なストレスなく、分からないことを、どうしてだろう?とか、どうすればいいんだろう?と、考えること自体を楽しむ経験をたくさんしてほしいなぁと思っています。

    そういう経験が「新しいことを学ぶ楽しさ」の根っこにあるのじゃないかな?と。

    「失敗嫌」は誰にでもある程度あるし、嫌だからこそ工夫するので、大切な気持ちでもあるのですが、それに囚われて身動きできない状況はもったいないですものね。

    そこを乗り越えた時にあるおもしろさ(すっきり感なども含め)を、伝えていきたいものですね。
    http://ameblo.jp/sociale/

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  2. Mitsutaka Takemoto

    1. わからないと
    大半はイライラする私。。。
    でも、極度の負けず嫌いなので諦めず頑張って解いて、解けたらすっきりします。
    失敗に対する処方箋のひとつに、知的好奇心を位置づけています。どうやって興味を持つかとか、新しいことを学ぶ楽しさが分かると失敗ともうまく付き合っていけると考えています。
    http://ameblo.jp/dreamteacher/

    返信

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