先行学習、ではなくて、準備学習を

どんぐり倶楽部では、先行学習はダメで、準備学習はよい、としています。

では、「先行学習」とはなんでしょう?

学校で習うより前に、先の単元の解き方を教わることです。

「準備学習」とは?

先々習う単元の内容に関して、体験しておくことです。

※先行学習、という名前で、上記でいう準備学習をされている場合もありますので、名前ではなく、内容で判断してくださいね。

「ん?どう違うの?」って思う方もみえるかもしれませんね。

先行学習については、多分、イメージがわくと思うので、準備学習について、もう少し詳しく説明します。

例1)学校で分数を習う前に、

クローバー お菓子を何人かに平等に分ける。

クローバー お豆腐を家族の人数に分けて切る。

といった体験を、日常生活の中で十分しておく

→ 分数の概念が理解しやすくなります。

 

例2) かけ算を習う前に、3+3+3+3+3+3+3+3+3=

と、いった式に該当するような文章題を解く経験をしておく

注意:必ずしもたし算の式を使う必要はありません。そういうタイプの絵を描いて考える問題にチャレンジしておく、ということです。

→ かけ算の素晴らしさに気づけます。

直接的に先の単元のことを習うわけではありません。

概念の”体験”だけをしておくのです。

そうすることで、学校の授業で先生が説明をしてくれた時に、子どもは

「あぁ~、あのことか~、納得!」と深く理解することができるのです。

解き方だけ覚えて、授業の時には「分かってるし~」と、大事な部分を聞かずに終えてしまう、ということも防げます。

そもそも、学校の算数の授業というのは、日常生活で体験したことを、まとめて整理して、上手く使えるように、という方向性で作られています。

だから、絶対的な体験が不足している場合、授業の説明だけでは、「なんかピンとこない…」となってしまっても仕方ないともいえるのです。

ですから、ぼや~、もや~っとした、自分では説明できないかもしれないけど、なんとなくわかる、といった経験をたくさん積んでおくことは、大切です。

それを整理してもらえた時、学校の授業はとてもおもしろいものとなるのです。

※どんぐり倶楽部の先行学習と準備学習に関する記事はこちら

【補足】

ポイントは、その子が概念を含めて理解できるかどうか?にあります。

その子の中で概念がしっかりできてきているような事柄については、学校で習っていない部分について言及することもありえます。

また、先取りで学んでもしっかり理解できてるようだし問題ないのでは?と思える子もいるでしょう。

早熟な子の場合、低学年初期の学校の問題は簡単すぎてつまらないので、先の単元をやって何がいけない?という気持ちもわかります。

ただその場合、いくら先取りしても、基本問題はやっぱり簡単、というか覚えるだけに終始して物足りないものです。

今までに習ったことを駆使して自分で考える問題に取り組むほうが、バランスよく伸びます。


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