たかが計算、されど計算

計算のスピードは速ければよいというものではありません。

では、逆に遅ければ安心なのでしょうか?

それもなんか違いますよね。

計算に関して大切なことは

・ イメージが伴っているか?

・ 焦って解いていないか?

です。

イメージが伴っている状態というのは、タイルでも指でもおはじきでも何でもよいけれど、具体的なモノの操作が画像で頭に浮かべられるか?ということです。

6+7=13 と言ったときに

「○○○○○ ○」 + 「○○○○○ ○○」 =

「○○○○○ ○○○○○ / ○ ○○」 といったことがイメージできているか?が大切で

「ろくたすななはじゅうさん」という音を覚えて、それを高速化するのは無駄なだけでなく危険です。

イメージ操作は慣れれば高速です。

計算が速いのが、イメージ操作に慣れた結果であれば、それは喜ばしいことだけれど、音の丸暗記がスピードアップした結果であれば、全くよくありません。

逆にいえば、あまりにも計算が遅い場合も、イメージ操作が上手くいってない可能性があります。

頭の中に画像が浮かばないで、数をひとつひとつ数えていたりすると、毎回とても時間がかかってしまいます。

最初は数えて確認していいのですが、それがずっと続くということは、数の概念をイメージ化できていないということなので、数の世界を操るにはとても不便です。

 

・焦って解いていないか?

については、お分かりかとは思いますが、大人でも、慌てたり焦ったりした直後に、ものごとをゆっくり考えるのは難しいですよね。

子どもは尚のこと。

慌てることで、思考停止に陥りやすくなります。

考えずに、超高速で暗記したことをアウトプットすることが学習だと思ってしまう危険性もあります。

慌てて慌ててスピードアップ、ではなく、イメージ操作を自然にできるようにして、適切なスピードで計算できるのが理想です。

適切な、というのは、計算の途中でかたまってしまうのではなく

その子なりのテンポで、とん、とんと進んでいく感じです。

このことはどんぐりの糸山先生も著書で書かれていますが、テンポは、その子の個性なので、それを無理矢理変えようとしても変わりません。

計算はもちろん基礎基本です。

ただし、それだけ極端に習熟しても、算数・数学ができるようになるわけではありません。

以上を抑えた上で、最低限の計算力を身に付けるには、大量の問題は必要ない、ということです。

少しでよいので、ゆっくりしっかりイメージ化しましょう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA